2018年春号 Vol.1

IMEトピックス
トピックス1

厚労省は薬局の全体底上げに見切りをつけた!?

 4月の調剤報酬改定においては、既に業界からはさまざまな反応が噴出していますが、厚生労働省は、これまで示唆してきた考えを実行に移したに過ぎません。対物業務への評価を適正化し、対人業務を評価する。ただ、今回の改定から垣間見られるのは、薬局サービスの質の底上げを続けてきた施策を転換させたということです。特に、「チェーン薬局叩き」と評判の芳しくない地域支援体制加算の新設によって、チェーン薬局が算定に動く過程を通してサービスの質を向上させ、結果として、調剤業務しか機能を装備しない旧態依然の薬局が駆逐される可能性が高まったと言えそうです。薬局の「全体底上げ策」を「部分引き上げ方式」に転換し、国の要請に順応できない薬局の退場を促す、新たな局面に突入したと換言できます。

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トピックス2

疑義照会は患者の仕事なの?

 過日、貴重な体験をしましたので、薬剤師の皆さんにご報告したいと思います。反面教師として、私の体験をお読みください。
 いつも行く薬局から、受診した翌日、電話が来ました。話を聞くと、禁忌の薬を渡してしまったので、その鎮咳剤は飲まないでほしいという内容でした。そして、最後に「分からないことがあれば、処方した先生にお尋ねください」という言葉で、電話が終わりました。ウーン、と私は唸ってしまいました。処方せんの内容について、医師に疑問を呈することは患者の役割なのかどうか。どうにも腑に落ちない結末となってしまいました。

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トピックス3

健康サポート薬局制度は介護・福祉関係者に広まりつつある

 2年前、調剤報酬上で「かかりつけ薬剤師」の評価が始まりました。正直に打ち明ければ、当初、「かかりつけ薬局」ではなく「かかりつけ薬剤師」を評価する仕組みに、私は少々、懐疑的でした。しかし、この2年間、さまざまな薬局を取材するなかで、次第に施策の効果が効き始めていることに気付きました。薬局で聞く声の多くは「患者さんとの会話が増えた」というものでした。しかも、今年2月に日本保険薬局協会が発表したアンケート結果でも、「相談が増えた」という回答が薬剤師から寄せられており、薬局が人(患者)と人(薬剤師)の交流の場になりつつあることを窺わせています。また、健康サポート薬局制度はゆっくりとした出だしですが、介護関係者には意外と知られており、期待されているようです。

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執筆者
藤木 洋(トピックス1〜3) ファーマシー Lab. 代表 詳しくはこちら >>
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