配信コンテンツ

今月の新規配信コンテンツ

分類 整形外科
[新潟リハビリテーション病院 整形外科] 山本 智章先生
・骨粗鬆症の一次予防(最初の骨折を防ぐ)
骨粗鬆症による骨折(特に大腿骨近位部骨折)は、高齢者の健康寿命と生命予後に深刻な影響を与えます。さらに、初回骨折後は、以下のリスクが高まり、一度骨折を経験すると、2年以内に続発性骨折を起こすリスクが2~4倍に上昇します。よって、骨粗鬆症の一次予防は、初回骨折を防ぐことで死亡率・介護需要を減らし、医療経済を改善することに関し解説しています。
・後期高齢者入院医療費
・大腿骨折近位部骨折の発生数
・骨粗鬆症治療を受けるべき人
・骨粗鬆症検診
・骨粗鬆症の栄養管理(ビタミンD)
骨粗鬆症の治療では、骨密度の維持・向上と骨折リスクの低減を目的とした栄養管理が重要です。主に以下の栄養素が関与します。その概要とビタミンDの臨床的意義に関し解説しています。
・骨粗鬆症治療は、薬物療法と運動療法と食事療法
・ビタミンDの発見とその作用
・ビタミンD欠乏の診断と補充療法
・薬剤師のための骨形態計測学(骨を見る、知る、学ぶ)
骨形態計測学は、骨の微細構造や動態を定量的に評価する手法で、骨生検(骨組織切片)を用いて解析します。骨形態測定学を活用することによる骨代謝の評価や、薬物治療の効果判定に関し解説しています。
・モデリングとリモデリング
・骨代謝の状態(骨形成・骨吸収のバランス)の評価
・薬物治療(ビスホスホネート、デノスマブ、テリパラチドなど)の効果判定
分類 倫理・法令・制度
[公益社団法人 日本薬剤師会 副会長] 川上 純一先生
・バイオ後続品(バイオシミラー) 1(バイオ医薬品とバイオシミラーの基礎)
バイオ後発品(バイオシミラー)は、がんや自己免疫疾患等の難治性疾患への治療が期待されるバイオ医薬品の市場拡大とともに開発が進められている。先行バイオ医薬品とバイオシミラーの同等性・同質性や適応症の違い、医薬品リスク管理計画に基づいた薬学的管理について解説しています。
・将来市場を牽引する新モダリティ
・バイオシミラーとは
・バイオシミラーの同等性・同質性や適応症
・バイオ後続品(バイオシミラー) 2(バイオシミラーの経済性)
バイオ医薬品は薬剤費が高額であり、患者の自己負担や医療経済全体に大きな影響を及ぼしている。バイオシミラーへの置換えによる経済効果や、利用促進に向けた施策・制度の動向について詳しく解説しています。
・バイオシミラーの使用による薬剤費軽減
・高額医療制度における自己負担限度額の見直し
・バイオシミラーの研究開発・普及に関する政府目標
・フォーミュラリの運用について
・バイオ後続品(バイオシミラー) 3(バイオシミラーの使用促進)
バイオシミラー(バイオ後発品)は、一般の後発医薬品と比べて使用が限定的であるのが現実です。バイオシミラーの導入・使用促進に向けた具体的な取り組みについて、導入事例や診療報酬制度改定を交えて詳しく解説しています。
・バイオシミラーに対する患者の意識調査
・厚生労働省による「バイオ後発品の使用促進のための取組方針」
・フォーミュラリを利用した導入事例
・バイオ後続品導入初期加算の改定
・バイオ後発品使用体制加算の新設
分類 薬剤師業務/公衆衛生
[国際医療福祉大学成田病院] 佐藤 智明先生
・環境感染講座 7(臨床微生物学基礎編)
2024年に改定された日本環境感染学会教育ツールのシリーズです。感染症対策の基本としての臨床微生物学の基礎についての講義です。微生物の種類と特徴、感染症とは、抗菌薬と耐性菌、抗菌薬耐性機構、MRSA、ESBL、MRDP、MDRA、CREなど臨床上問題となる耐性菌について解説しています。
分類 薬剤師業務/公衆衛生
[国際医療福祉大学成田病院] 佐藤 智明先生
・環境感染講座 8(正しい結果を得るための微生物検査の基本的なポイント・結果の見方)
2024年に改定された日本環境感染学会教育ツールのシリーズです。正しい結果を得るためには、検体の品質、結果の解釈を医師、看護師、臨床検査技師、薬剤師による多職種で行うことが重要です。今回の講義では、適切な検査依頼、適切な検体採取、適切な検体保管・輸送、適切な検査実施・報告、⑤正しい結果解釈について解説しています。
分類 薬剤師業務/公衆衛生
[国際医療福祉大学成田病院] 佐藤 智明先生
・環境感染講座 9(微生物検査に適した検体採取と感染対策/血液培養 -基礎編-)
2024年に改定された日本環境感染学会教育ツールのシリーズです。微生物検査に適した検体採取と感染対策の項では、検体採血時における適切な感染予防策、注意点、検体輸送時におけるバイオハザード対策について解説しています。血液培養の項では、血液培養の目的、消毒法・検体採取、2セット採取の重要性、血液培養の指標と精度管理について解説しています。
分類 薬剤師業務/公衆衛生
[山陽小野田市民病院薬剤部] 山崎 博史先生
・環境感染講座 10(抗菌薬の適正使用/医薬品添付文書の利活用の基本-抗菌薬を中心に-)
2024年に改定された日本環境感染学会教育ツールのシリーズです。今回の講義では、抗菌薬の基礎知識と適正使用の実際。そして、抗菌薬の適正使用を進めるための医薬品添付文書の構造や記載内容、見方の基本について、実際の抗菌薬の添付文書に従って解説しています。
分類 薬剤師業務/公衆衛生
[山陽小野田市民病院薬剤部/東邦大学医学部 微生物・感染症学講座] 山崎 博史/原田 壮平先生
・環境感染講座 11(抗菌薬使用に関するサーベイランス -基本編-/薬剤耐性菌対策)
2024年に改定された日本環境感染学会教育ツールのシリーズです。抗菌薬使用に関するサーベイランスの項では、AUD、DOT、DDD、これらのデータの収集・算定の方法について、及び実際病院で発生した事例について解説しています。薬剤耐性菌対策の項では、MRSAやYRE、MDRPなど重要な耐性菌を広げないための対応、耐性菌を減少させる点のシステム作りについて解説しています。
分類 薬剤師業務/公衆衛生
[東邦大学医療センター大森病院/東邦大学医学部 微生物・感染症学講座/山形大学医学部附属病院] 塚田 真由美/原田 壮平/森兼 啓太先生
・環境感染講座 12(CREの感染対策/MDRP/水痘・麻疹・風疹・流行性耳下腺炎)
2024年に改定された日本環境感染学会教育ツールのシリーズです。CREの感染対策/MDRP/水痘・麻疹・流行性耳下腺炎に対する感染対策の基本について解説しています。それぞれの感染症の予防の必要性と方法、各疾患の特徴と発生時の対応について詳しく説明しています。

おすすめ講座

分類 産婦人科
[東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 教授] 寺内 公一先生
・月経困難症
月経困難症や子宮内膜症は痛みや疲労感など様々な不快な症状がともなうことが多く、女性のQOLに大きな影響を与え、経済的影響も軽視できない問題であることが知られています。本講義では、月経困難症の定義から労働・経済的な影響、子宮内膜症と他疾患(周産期予後・冠動脈疾患・うつ症状)との関係、経口避妊薬(OC)、LEP・ POP製剤、LNG-IUS(ミレーナ)、日本における使用可能な薬剤などについて詳しく解説しています。
分類 災害医療
[フィール調剤薬局寿店] 越智 哲夫先生
・薬局薬剤師の災害時医療体制 1
本講義の前半では、災害時における薬剤師の活動の中でも、特に災害薬事コーディネーターに任命されてからの動きや、日本薬剤師会の災害薬事コーディネーターの研修について詳しく解説しています。後半では、今からできる災害対策も紹介しており、普段から地域連携を確立することが重要であることを説明しています。薬局同士、医療従事者同士、患者さんとも顔が見える関係性を気づいていくだけで、災害対策になります。薬剤師はどんなことができるのかを知ってもらいたい講義となっています。
分類 薬剤師業務
[(一社)日本在宅薬学会 薬局パートナー部会] 崎山 勝弘先生
・薬局パートナー制度でもっと対物から対人へ 1
薬剤師に求められる業務は年々変化しています。対物業務から対人業務への転換に加え、近年ではかかりつけ薬局としての役割や在宅医療・介護施設への参画など求められる業務はますます増加しています。このような現状で生まれたのが、薬剤師をトータルに支える『薬局パートナー』です。本講義では、薬局パートナーとはどのような職種か、その必要性や制度導入に向け薬局が取り組むこと、実際の業務内容、資格の有無などについて解説しています。
分類 腎臓・泌尿器科/小児科
[医療福祉センターさくら 院長] 服部 益治先生
・子どもの“脱水症”
乳幼児・小児の脱水については高齢者と同様、病態が急変しやすいこともあることから、注意が必要といわれている。本講座では、子どもの脱水症について、成人と小児の体液バランスの違い、原因と脱水しやすい理由、症状を見逃さないためのチェックポイント、水分補給のための経口補水液の意義等の解説を交えながら分かり易く説明しています。
分類 血液・膠原病・免疫/皮膚科
[鈴鹿医療科学大学薬学部 臨床薬理学研究室 教授] 大井 一弥先生
・帯状疱疹の薬物治療
本講義は、はじめに加齢による生理機能や、薬物動態、皮膚状態の変化について説明した後、帯状疱疹の病態や薬物治療、帯状疱疹後神経痛について、症例を交えながら解説しています。特に帯状疱疹の薬物治療では、抗ヘルペスウイルス薬(アメナメビル、ファムシクロビル、アシクロビル、バラシクロビル)の薬理作用や腎機能に応じた減量、食事の影響、そして帯状疱疹ワクチンの種類と特徴について詳しく解説しています。