今月の新規配信コンテンツ
分類 薬物動態学
[スギ薬局 事業本部 医療戦略室]
藤田 あゆみ先生
・保険薬局薬剤師の視点で考えるTDMの話 1
薬物血中濃度は血液検査が必要なため、薬局薬剤師には関わりがあっても患者さんからの聞き取りだけではなかなか把握しにくい部分です。そこで、本講義では、薬局薬剤師の視点で考えるTDMについて講義をしていただきました。
・薬局薬剤師のTDMとは?
・そもそも血中濃度って何?
・分布容積を考えなおしてみましょう。
・TDMで、根拠のある疑義紹介へつなげる!
・保険薬局薬剤師の視点で考えるTDMの話 2
「保健薬局薬剤師の視点で考えるTDMの話」2回目になります。患者さんから、主症状以外の相談があった場合、薬剤師としてどのように対応できるでしょうか?実際の症例をもとに考えていきましょう。
・患者さんに出ているこの症状、有害事象/副作用/合併症どれでしょう?
・では薬物血中濃度の計算を復習してみましょう。
・TDMで根拠をもって副作用と判断⇒根拠のある処方提案を!
・保険薬局薬剤師の視点で考えるTDMの話 3
「保健薬局薬剤師の視点で考えるTDMの話」3回目になります。データの解析をし、処方にフィードバックをすることは、薬剤師業務の1つになります。
・TDMは必ずしも血中濃度のことではない!
・濃度を測定するよりも大事なこと、いつ服用、どれくらい服用、いつ採血
・薬局にいてもできる!TDMの考えを交えて治療に介入していきましょう!
分類 薬学的管理・指導
[つなぐ薬局 学術研修室]
鈴木 邦彦先生
・トレーシングレポート戦略的活用 1(基本をおさえる)
医師への情報提供を通じて患者さんの問題解決に繋げるためのツールの一つであるトレーシングレポート(TR)。TRの作成は「服薬情報提供料」として算定できることもあり、積極的な活用が求められています。本講義では、TRを実施するために必要な取り組みや考え方について3回にわたり解説しています。第1回では、TR活用のための多職種(医師、看護師、ケアマネジャー)と患者のニーズ理解や医師の性格別対応のコツ、成功ポイントなどについて詳しく解説しています。
・トレーシングレポート戦略的活用 2(作成してみよう)
医師への情報提供を通じて患者さんの問題解決に繋げるためのツールの一つであるトレーシングレポート(TR)。TRの作成は「服薬情報提供料」として算定できることもあり、積極的な活用が求められています。本講義では、TRを実施するために必要な取り組みや考え方について3回にわたり解説しています。第2回では、TR作成の難易度別に「残薬調整・日数調整」「服薬状況の共有・報告」「処方提案」の3種類のテンプレートと症例を基に考えていきます。
・トレーシングレポート戦略的活用 3(応用編)
医師への情報提供を通じて患者さんの問題解決に繋げるためのツールの一つであるトレーシングレポート(TR)。TRの作成は「服薬情報提供料」として算定できることもあり、積極的な活用が求められています。本講義では、TRを実施するために必要な取り組みや考え方について3回にわたり解説しています。第3回の前半では、TRを活用した処方提案を実践するためのアカデミック・ディテーリングの考え方についてNSAIDsを例に解説しています。講義の後半では、TRの活用場面を診療報酬点数別(経管投薬支援料・調剤後薬剤管理指導料)に紹介しています。
分類 薬学的管理・指導
[金城学院大学 薬学研究科 薬学専攻 教授]
池田 義明先生
・上部消化管疾患の処方解析 1
薬剤師による処方解析シリーズ 上部消化器疾患編の第1回です。このシリーズでは各疾患の処方例を元に、処方意図や病態、患者さんの状態や想い、処方の変遷などについて解説しています。本講義では、3つの処方例を紹介すると共に、処方を紐解くための基礎知識として消化性潰瘍の病態と治療目標、ヘリコバクターピロリ除菌療法について解説しています。消化性潰瘍の症状と原因、NSAIDsや低用量アスピリンによる消化性潰瘍の機序などついても詳細に解説しています。
・上部消化管疾患の処方解析 2
薬剤師による処方解析シリーズ 上部消化器疾患編の第2回です。このシリーズでは各疾患の処方例を元に、処方意図や病態、患者さんの状態や想い、処方の変遷などについて解説しています。本講義では、第1回で紹介した処方を紐解くための基礎知識として機能性ディスペプシアと胃食道逆流症の病態と治療目標、薬物治療の流れ、治療に用いられる薬剤として消化管運動機能改善薬の特徴について解説しています。
・上部消化管疾患の処方解析 3
薬剤師による処方解析シリーズ 上部消化器疾患編の第3回です。このシリーズでは各疾患の処方例を元に、処方意図や病態、患者さんの状態や想い、処方の変遷などについて解説しています。本講義では、治療に用いられる薬剤として酸分泌抑制薬(PPI・P-CAB・H2ブロッカー)の作用機序や特徴や注意点について詳しく解説しています。また、講義の後半では、第1回で紹介した3つの処方例について、処方を確認する際のポイントやフォローアップリストなどについて詳しく解説しています。
分類 臨床検査・TDM
[東京学芸大学 保健管理センター教授]
平山 哲先生
・脂質検査 1
脂質検査の目的と意義、動脈硬化性疾患予防と脂質異常症診療のガイドライン、動脈硬化のリスク評価と脂質異常症のための臨床検査、血清脂質の種類、リポ蛋白の構造・組成、アポ蛋白とリポ蛋白の種類について解説しています。動脈硬化に関わるリポ蛋白、血管リモデリングとプラークの破裂、脂質異常症のスクリーニングと診断基準についても説明しています。
・脂質検査 2
コレステロールとリポ蛋白の代謝経路、脂質異常症診断に関するステートメント、血清総コレステロール・LDL-C・HDL-Cの測定方法について解説しています。Framingham Study 、LDLコレステロールと家族性高コレステロール血症、HDLコレステロールと各種疾患についても説明しています。
・脂質検査 3
TG(トリグリセライド)測定の目的と意義、随時採血TG値と冠動脈疾患の関係、日本におけるTGの日常検査法、国際的な脂質検査の標準化、TG測定時の問題点・注意点について解説しています。脂質異常症診断のための検査項目と保険点数、病態評価に重要なアポ蛋白、Non HDL-CとApoBとの関係についても説明しています。
おすすめ講座
分類 歯科・口腔外科
[東京理科大学薬学部 教授]
鹿村 恵明先生
・薬剤師と歯科医師の連携によるオーラルフレイル予防
本講義の前半では、栃木県薬剤師会が実施した「オーラルフレイル予防事業」として、オーラルフレイルチェックシートや情報提供書を用いた歯科との連携事例を紹介しています。後半では、嚥下機能低下予防のためのセルフメディケーションとして、薬局で取り扱う商品の中でも、薬や食品を飲みやすくする商品、介護用口腔ケアについて紹介しています。また摂食嚥下障害と薬の関係等についても解説し、日常業務の中で薬剤師ができることを具体的にまとめています。※本講義は、栃木県薬剤師会と栃木県歯科医師会、千葉県薬剤師会の協働で作成された「オーラルケア商品の購入者に対する歯科受診勧奨ガイドライン」に基づき作成されています。
分類 内分泌・代謝
[聖路加国際病院内分泌代謝科 部長]
能登 洋先生
・ガイドラインを活用した高齢者糖尿病診療
高齢者糖尿病の血糖コントロール目標は、認知症、ADL、併存疾患など健康状態によって変わり複雑です。また年齢や筋力減少著しい寝たきり状態でも、副作用の出現頻度が変わることから薬の選択にも注意が必要です。本講義では「高齢者糖尿病診療」に関して高齢者糖尿病の特徴・治療目標・治療(食事・運動・薬物)についてガイドラインを比較しながら、詳しく解説しています。
分類 脳神経内科
[埼玉医科大学 脳神経内科 名誉教授]
荒木 信夫先生
・頭痛の病態生理と治療 3
前半は片頭痛の予防的治療についてΒブロッカー、カルシウム拮抗薬、抗うつ薬、抗けいれん薬を示し、それら薬剤による効果面への影響を文献データ(いずれの薬剤も片頭痛時に発生するCSDを抑制)で説明しています。慢性頭痛の診療ガイドライン2013の予防薬リスト、予防的治療の対象者についても説明しています。前半終わりには絵画The starry nightからゴッホを紹介しています。後半は薬剤の使用過多(薬物乱用頭痛)による頭痛と三叉神経・自律神経性頭痛について説明しています。
分類 漢方・生薬
[東海大学医学部専門診療学系漢方医学 准教授]
野上 達也先生
・呼吸器疾患の漢方治療 2
こじらせた風邪に対する漢方治療についての講義です。感冒を表す症状である咳嗽・咽頭乾燥/食欲不振/めまい・倦怠感等、各種症状に対して適応する漢方薬を提示し、その効果について詳しく解説しています。また講義の終盤では漢方薬の副作用についても触れ、「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015」の中から高齢者に使用する際注意すべき生薬リスト、漢方薬による肝機能障害の頻度などについても言及しています。
分類 認知症
[株式会社クリエイトエス・ディー]
原 智子先生
・薬剤師による地域医療連携 1
認知症認定薬剤師として、地域においてどのような役割を担えるのか?患者様自身が専門医受診を躊躇してしまうことや、服薬の継続の難しさ、投与量の適正な判断など、認知症治療には様々な問題があります。本講義では認知症認定薬剤師の原智子先生が、地域包括支援センターを中心とした医療・介護・福祉の連携による多面的な認知症地域支援の実際など、認知症治療における薬剤師の役割を詳しく解説しています。