配信コンテンツ

今月の新規配信コンテンツ

分類 緩和医療
[一般社団法人 MY wells 地域ケア工房 緩和医療専門医] 神谷 浩平先生
・緩和医療 4(ACP)
緩和医療専門医の神谷先生による緩和ケアシリーズの第4回です。本講義ではアドバンス・ケア・プランニング(ACP)について、アドバンスディレクティブ(AD)とDNARとの関係・違い、ACPの効用と問題点、薬剤師がACPを行う時に気を付けたいこと、ACPを行うタイミングなどについてエビデンスをもとに詳しく解説しています。患者さん一人一人の感情・人生を大切にするために重要なエッセンスがつまった講義です。
・緩和医療 5(看取り・臨死期のケア)
緩和医療専門医の神谷先生による緩和ケアシリーズの第5回です。本講義では、臨死期や看取りの時期に現れる徴候、対処法、口渇のケア、点滴や体位変換・入浴が与える影響、臨終前後のご家族への説明やケアのコツなど、エビデンスをもとに詳しく解説しています。患者さんの最期に立ち会う時、患者さんとご家族の力になるために、苦痛を緩和するために知っておきたい内容です。
・緩和医療 6(在宅緩和ケアと薬剤師)
緩和医療専門医の神谷先生による緩和ケアシリーズの第6回です。本講義では、人生の最期が近い患者さんが在宅緩和ケアに移行するために必要なことについて事例やエビデンスを基に説明しています。特に療養生活における在宅ケアと病院でのケアの違いや内服や座薬のコンフォートセットの例、持続皮下注の概要やメリット・デバイスの特徴、皮下投与可能な薬剤の例、持続静注が優先される状況などについて詳しく解説しています。
分類 内分泌・代謝
[聖路加国際病院内分泌代謝科部長] 能登 洋先生
・ガイドラインを活用した高齢者糖尿病診療
高齢者糖尿病の血糖コントロール目標は、認知症、ADL、併存疾患など健康状態によって変わり複雑です。また年齢や筋力減少著しい寝たきり状態でも、副作用の出現頻度が変わることから薬の選択にも注意が必要です。本講義では「高齢者糖尿病診療」に関して高齢者糖尿病の特徴・治療目標・治療(食事・運動・薬物)についてガイドラインを比較しながら、詳しく解説しています。
・小児糖尿病の診療
日本の小児糖尿病は、1型が80%、2型が20%と言われています。子どもの場合、食物摂取量は成長に影響するため、摂取カロリーを安易に減らしていけず、配慮が必要です。本講義では小児糖尿病の現状・診療上の注意点・薬物治療について分かり易く解説しています。
・糖尿病治療薬の体重への影響
本来は糖尿病や関連する疾患に条件付きで適応承認の医療用医薬品を「美容やダイエットなどの適応外使用」に推奨するかのような広告が巷に散見されることから関連学会や製造するメーカーからは注意喚起のメッセージが発信されています。本講義ではこのような現状を踏まえ、「糖尿病治療薬の体重への影響」と銘打って各種糖尿病薬について体重増加を来す糖尿病治療薬、体重減少を来す糖尿病治療薬に分けて詳しく解説しています。そして講義終盤では肥満治療(治療薬・手術)についても言及しています。糖尿病治療薬を改めて見直し、適正使用を考える機会になることを願っています。
分類 臨床検査
[浜松医科大学医学部 特命研究 教授  ] 前川 真人先生
・血清酵素データの読み方 1
酵素の役割や特徴、働きと命名法、常用名と系統名、酵素反応とMichaelis-Mentenの式等ついて説明しています。測定と活性の単位、測定原理、酵素反応に影響を及ぼす因子、測定に用いられる基質・補因子について解説し、日立ラボスペクト 003などの自動分析機についても紹介しています。
・血清酵素データの読み方 2
臨床検査値の生理的変動と基準範囲、体位による影響、採血から血清分離および血清分離から分析までの時間の影響、溶血の影響、データ変動の仕組みについて説明しています。 血清酵素活性測定の目的、酵素レベル決定因子、酵素の細胞内局在と評価対象となる臓器・腫瘍、由来臓器(細胞)中の酵素量とプロファイル、酵素活性の血中半減期について解説しています。
・血清酵素データの読み方 3
血清酵素の電気泳動によるアイソザイムパターンと、乳酸デヒドロゲナーゼ(LD)アイソザイムの組織分布と基準範囲、異常LDアイソザイムパターン等について説明しています。 アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)アイソザイムの性状、AST/ALT比に基づく鑑別診断、肝病態と肝機能検査の関連、肝機能検査法の選択基準についても解説しています。
分類 災害医療
[岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科 ] 原田 奈穂子先生
・スフィア基準の概要
災害が起こった時、支援者には助かった人々に対してモレやムラのない支援を行うことが求められます。今回、人道憲章と人道支援における最低基準であるスフィア基準について2回にわたりご講義いただきました。本講義では、概論としてスフィア基準ができた理由、スフィアハンドブックの入手方法・構成、日本におけるスフィア基準の活用、災害時の薬剤師の活動とスフィア基準の関係について解説しています。
・スフィア基準 WASH・特別な人々への対応
災害が起こった時、支援者には助かった人々に対してモレやムラのない支援を行うことが求められます。今回、人道憲章と人道支援における最低基準であるスフィア基準について2回にわたりご講義いただきました。本講義では、各論としてスフィアハンドブックの最低基準の章の構成、各最低基準の構成、トイレの最低基準、生理用品と失禁のガイダンスノート、薬剤師に特に知っておいてほしい最低基準について解説しています。
分類 災害医療
[株式会社ハートフェルト 代表取締役] 稲葉 一郎先生
・過去の災害に学ぶ -2016熊本地震 1
本邦では今後大規模な地震が予想されていますが、被災時、現地の薬剤師としてどんなことができるでしょうか。本講義は2016年熊本地震を地元で経験された薬局薬剤師の方による講義です。講義では最初に発災時の薬剤師会の動きについて、次に救援活動に関して現地での活動内容・災害コーディネーターの活動・災害支援薬剤師の活動・避難所での保健活動について、終わりに現場から見えてきた問題点と課題について、それぞれ詳しく解説しています。
・過去の災害に学ぶ -2016熊本地震 2
2016熊本地震での体験を振り返り検証した講師本人の論文をもとに、現地災害処方箋の解析結果、災害処方箋の取扱いに関する医療経済的評価、現地支援の薬剤師へのアンケート調査の結果等を紹介し、それらからみえてくる今後のより良い災害支援の在り方について語っています。最後に薬剤師法第一条(薬剤師の任務)を提示し「薬剤師は平時同様災害時にも地域における医薬品供給に責任を持つここを肝に銘じたい」と締めくくっています。
分類 健康管理
[どんぐりクリニック院長] 橋詰 直孝先生
・栄養と疾患
本講義の前半では過栄養による肥満問題の歴史やメタボリックシンドロームが引き起こす疾患について、自身が経験した事例を用いながら解説しています。後半では低栄養の中でも、TCAサイクルが関与しているビタミンB1やコエンザイムQ10の欠乏状態、そして潜在性栄養素欠乏状態が引き起こす症状について詳しく解説しています。

おすすめ講座

分類 薬学的管理・指導
[一般社団法人 吸入療法アカデミー代表理事] 大林 浩幸先生
・実践!吸入指導 6
pMDI製剤(エアゾール)、SMI製剤(レスピマット)の正しい吸入方法と注意点について、吸入操作の模擬映像を用いてわかりやすく解説しています。吸入薬を使用する際に生じる吸入デバイスの誤操作に着目し、その典型例を知ることで、より効果的な吸入指導が行えるようになります。また、スペーサーや吸入補助器具についても紹介しています。
分類 内分泌・代謝
[帝京大学医学部 内科学講座 主任教授] 塚本 和久先生
・脂質異常症治療薬 1
脂質異常症の診断基準や管理目標値、薬物療法の原則などを説明した上で、脂質異常症治療薬の中でも、主にLDLコレステロール値に対する薬剤として使用される、スタチン系薬、陰イオン交換樹脂、エゼチミブ、プロブコール、PCSK9阻害薬に関して、作用機序や使用上の注意点、副作用、また様々なエビデンスに基づいた有効性について図を用いながらわかりやすく解説しています。
分類 OTC
[北海道薬科大学 薬事管理学分野 准教授] 村上 美穂先生
・今日のOTC薬 6-2
制酸薬・H2受容体拮抗薬、抗コリン薬、粘膜保護・修復薬、消化薬、生薬等の各種胃腸薬について個別にその作用・薬効と特徴、他の医薬品や食品等との相互作用を詳細に解説されております。そして、各種症状からの薬剤選択について、また患者への情報提供とアドバイス、主なOTC薬の使用法と様々な注意点についても詳しく説明されております。
分類 歯科・口腔外科
[大阪大学歯学部 予防歯科学 教授] 天野 敦雄先生
・身近な病気・歯周病を知る 1
予防歯科学研究の第一人者である講師による講義です。歯周病は重症化するまでほとんど自覚症状が出ないということから静かに進むサイレントディジーズと言われます。その病態、原因菌(P.gingivalis:歯垢内のみならずヒト細胞の中にも潜む!)、予防対策についてユーモアを交え分かり易く解説しています。
分類 整形外科
[若草第一病院 スポーツ整形外科] 今田 光一先生
・スポーツ肘損傷
競技名のついた肘の障害の中で代表的なものに野球肘、テニス肘、ゴルフ肘があります。今回は、最も重要な肘スポーツ傷害である野球肘について、その診断と治療について解説します。外側型野球肘である離断性骨軟骨炎は、運動生命にかかわる最も回避すべき病態であり、進行しやすくADLにも支障をきたします。その発端は小学生時代にあり、早く見つけて正しく治療することが重要です。また、後半ではテニス肘についても解説しています。