配信コンテンツ

今月の新規配信コンテンツ

分類 歯科・口腔外科
[ふれあい歯科ごとう] 五島 朋幸先生
・(歯科)口から始めよう 知ってるようで知らない世界
口の中は千差万別です。歯科の現場では、口を見ることで歯の数や状態、口腔機能、ケアの習慣、経済状態、服薬状況など様々な情報を得ることができるとされています。本講義では、口の機能と食べることの意味、口腔内観察の為の基礎知識(歯の数・呼称・機能、歯根の形態、神経(歯髄)、正常な歯茎と舌の状態、唾液の分泌、顎堤)などについて症例写真を交えて詳しく解説しています。
・(歯科)口腔内観察 むし歯と歯周病
口腔内観察のポイントについて解説しています。プラークと歯石の違い、薬剤による口腔内への影響(口渇、薬物性歯肉増殖)、むし歯の段階と痛み、残根の原因、歯茎(歯肉)の機能、歯肉炎・歯周炎の進行過程、歯周病セルフチェック、舌と舌苔、粘膜疾患の種類と症状、口内炎、口腔乾燥(ドライマウス)の原因と診断基準、咬耗・くさび状欠損・骨隆起・着色の原因と所見などについて症例写真を交えて解説しています。
・(歯科)歯の詰め物の話 むし歯になってしまったら
むし歯の段階と処置の種類を紹介しています。抜髄(神経の処置)の手技、修復物(詰め物)の種類、補綴物(クラウン・入れ歯・ブリッジ・インプラント)の種類と構造・それぞれの利点と欠点、総入れ歯と部分入れ歯の歴史と仕組み・適応などについて症例写真や使用する器具や材料の写真を交えて詳しく解説しています。
・(歯科)口腔ケアはじめの一歩
口腔内細菌の数と除去の方法、口腔ケアの必要な方、バイオフィルムの除去、高齢者と自力での口腔ケアの現実、口腔ケア用品(歯ブラシ・歯間ブラシ・デンタルブラシ・舌ブラシ・義歯ブラシ)の選び方のポイント、歯ブラシによるブラッシング法の種類とポイント、舌のケアの注意点、入れ歯の洗浄方法、義歯安定剤の種類と使い方・誤使用による影響、入れ歯の装着方法とコツなどについて症例写真も交えて詳しく解説しています。
分類 歯科・口腔外科
[東京理科大学薬学部] 鹿村 恵明先生
・オーラルケア商品の購入者に対する歯科受診勧奨
本講義では、以下に記載するオーラルケア商品の購入者において、観察すべき自覚症状・所見や対応(歯科受診勧奨の目安)について、詳細に解説しています。(歯痛薬、歯槽膿漏薬、口内炎用薬、口唇ヘルペス再発治療薬、含嗽薬、口臭用薬、とろみ剤、亜鉛(サプリメント)、歯周病ケア用歯磨き粉、ホワイトニング用歯磨き粉、知覚過敏用歯磨き粉、洗口剤、入れ歯安定剤、口腔用ジェル、マウススプレー)。※本講義は、栃木県薬剤師会と栃木県歯科医師会、千葉県薬剤師会の協働で作成された「オーラルケア商品の購入者に対する歯科受診勧奨ガイドライン」に基づき作成されています。
・薬剤師と歯科医師の連携によるオーラルフレイル予防
本講義の前半では、栃木県薬剤師会が実施した「オーラルフレイル予防事業」として、オーラルフレイルチェックシートや情報提供書を用いた歯科との連携事例を紹介しています。後半では、嚥下機能低下予防のためのセルフメディケーションとして、薬局で取り扱う商品の中でも、薬や食品を飲みやすくする商品、介護用口腔ケアについて紹介しています。また摂食嚥下障害と薬の関係等についても解説し、日常業務の中で薬剤師ができることを具体的にまとめています。※本講義は、栃木県薬剤師会と栃木県歯科医師会、千葉県薬剤師会の協働で作成された「オーラルケア商品の購入者に対する歯科受診勧奨ガイドライン」に基づき作成されています。
分類 小児科
[鳥取大学 研究推進機構研究基盤センター] 粟野 宏之先生
・デュシェンヌ型筋ジストロフィーと新規治療
筋ジストロフィーとは、骨格筋の変性、壊死を主病変とし、臨床的には進行性の筋力低下をみる遺伝性疾患です。本講義の前半では、筋ジストロフィーの病態や症状、治療について解説した後、デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)とベッカー型筋ジストロフィーでは重症度が異なることの理由について、分かりやすく解説しています。後半では、DMDの新規治療法として国内で使用可能なエクソンスキッピング誘導治療について、詳しく解説しています。
・脊髄性筋萎縮症と新規治療法
脊髄性筋萎縮症(SMA)は、SMN1遺伝子異常により発症する下位運動ニューロン病で、進行性の筋力低下・筋緊張低下という症状を示します。本講義の前半では、SMAの病態や症状について症例を示しながら分かりやすく解説しています。後半では、疾患修飾因子のSMN2遺伝子を標的とした新規治療薬であるヌシネルセン(スピンラザⓇ)、リスジプラム(エブリスディⓇ)の有効性について研究データを基に解説しています。
・脊髄性筋萎縮症の新規治療法と新生児マススクリーニング
脊髄性筋萎縮症(SMA)治療薬であるゾルゲンスマⓇは世界一高い薬と言われています。(2024年7月1日現在)本講義では、ゾルゲンスマⓇの薬理作用、治療効果、取り扱い(カルタヘナ法)について解説した後に、SMAの早期治療の重要性に関する研究データを示しています。そして最後に、早期診断・早期治療のために必要な新生児マススクリーニングについて詳細に解説しています。
分類 緩和医療
[一般社団法人 MY wells 地域ケア工房 緩和医療専門医] 神谷 浩平先生
・緩和医療 16(終末期の輸液と栄養)
緩和医療シリーズ16は、がん患者さんの終末期の輸液と栄養の講義になります。終末期のがん患者さんの状態には、食事や水分の拒否が見られる場合があります。ご家族からの相談も少なくありません。しかし、ただ単に高カロリー輸液を投与したり、人工的に水分補給をすると逆効果になることがあります。本講義では、患者さんとそのご家族とのコミュニケーション方法を織り交ぜながら、がん悪液質やフレイル、飢餓との違い、食事の工夫、輸液の必要性を解説しています。
・緩和医療 17(心不全の緩和ケア)
緩和医療シリーズ17は、心不全の緩和ケアになります。世界的に見ると、心不全の患者さんは、がん患者以上に緩和ケアが必要とされており、日本でも増加傾向にあります。また心不全に伴い、心臓由来/非由来の高頻度の痛みや、倦怠感、うつ病なども併発します。本講義では、心不全患者さんの緩和ケアが必要な状態の説明に加え、医師が実際に行っている緩和ケアや考え方を解説しています。
・緩和医療 18(非がん性慢性呼吸器疾患の緩和ケア)
緩和医療シリーズ18は非がん性慢性呼吸器疾患の緩和ケアになります。中でもCOPDや間質性肺炎は進行性の疾患で、予後不良となります。治療と並行し、リハビリテーションや薬物療法/非薬物療法を行なう必要があります。本講義では、慢性呼吸器疾患患者の状態や、緩和治療の現状を解説しております。また医療従事者として、患者さんの意思決定の助けになれるような話もしています。
分類 歯科・口腔外科
[東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科] 戸原 玄先生
・摂食嚥下リハの重要性
嚥下障害は、食べ物や飲み物を咬んだり飲み込んだりする機能の障害で、誤嚥や窒息、低栄養の原因となります。本講義では、まずメタ認知・保有効果について例を挙げて解説した後に、摂食嚥下リハの症例について動画を用いて解説しています。また摂食嚥下障害の関連因子(薬剤、脳血管障害、球麻痺・偽性球麻痺)や義歯が嚥下機能に及ぼす影響、舌接触補助床・歯列矯正等による対処についても詳しく解説しています。
・摂食嚥下障害の評価と対応
嚥下障害は、時間の経過とともに進行する場合が多いため、早い段階で発見し適切に対処されることが必要です。本講義では、観察すべき患者さんの症状や、そこから得られた情報の評価と対応ついて分かりやすく解説しています。また嚥下機能の評価に使用される、反復唾液嚥下テスト(RSST)、改訂水飲みテスト(MWST)、食物テスト(FT)、咳テスト(CT)についても解説しています。
・摂食嚥下関連の最近の研究
本講義では摂食嚥下障害関連の最近の研究を紹介しています。例えば、「開口力、体幹と嚥下機能の関連」、「QOLと嚥下機能の関連」、「経口栄養と腸内細菌叢の関連」、「トロミ剤が身体に及ぼす効果」、「炭酸トロミの効果検証」、「人工喉頭の研究開発」、「胃瘻に関する調査」、「オンライン診療」などについて詳しく解説しています。
分類 漢方・生薬
[ファルメディコ株式会社] 狭間 紀代先生
・泌尿器疾患 1
薬剤師が漢方薬を推奨販売・処方提案するための必須知識シリーズ、泌尿器科疾患編の第1回です。本講義では山本巌流一貫堂漢方医学に基づき、泌尿器の炎症に使いたい漢方方剤について解説しています。膀胱炎(急性単純性膀胱炎・慢性複雑性膀胱炎)や尿道炎・前立腺炎・前立腺周囲炎・精巣炎・精管精嚢炎を現れる症状ごとに細かく分けて考え、漢方の組み合わせ方がわかるようになる講義となっています。
・泌尿器疾患 2
薬剤師が漢方薬を推奨販売・処方提案するための必須知識シリーズ、泌尿器科疾患編の第2回です。本講義では山本巌流一貫堂漢方医学に基づき、泌尿器科疾患に使いたい漢方方剤について解説しています。急性腎盂腎炎や慢性腎盂腎炎、尿管結石、尿管結石を繰り返す方の体質改善、夜間頻尿、過敏膀胱、膀胱神経症、膀胱アトニー、二段排尿、膀胱憩室、頻尿の方へおすすめする漢方がわかるようになる講義となっています。
・皮膚科疾患 1
薬剤師が漢方薬を推奨販売・処方提案するための必須知識シリーズ、皮膚科疾患編の第1回です。本講義では山本巌流一貫堂漢方医学に基づき、皮膚の炎症に使いたい漢方方剤について解説しています。尋常性乾癬やアトピー性皮膚炎の漢方での捉え方、使いたい方剤の組み合わせ、年齢による方剤の使い分け、アトピー性皮膚炎の非薬物療法などについて詳しく解説しています。

おすすめ講座

分類 がん基礎・臨床
[金沢大学附属病院 血液内科] 石山 謙先生
・白血病の治療 2
白血病の治療2では、急性骨髄性白血病(AML)と慢性骨髄性白血病(CML)を取り上げています。AMLは、骨髄系造血前駆細胞レベルで生じた遺伝子異常により分化・成熟能が障害され、幼弱な骨髄系細胞がクローナルに増殖する造血器腫瘍です。CMLは、造血幹細胞レベルで染色体転座t(9;22)が生じ、BCR/ABL1融合遺伝子が形成され発症する骨髄増殖性腫瘍です。それぞれについて、病態、分類や遺伝子検査、治療、新薬について造血器腫瘍ガイドライン、移植ガイドラインに基づいて解説しています。
分類 小児科
[かずえキッズクリニック 院長] 川上 一恵先生
・小児の感染症 2(各論)
本講義では小児の感染症の各論として感染部位や症状ごとに疾患を分けて症状や治療法などについて解説しています。気道感染症としてインフルエンザやRSウイルス感染症、百日咳、マイコプラズマ肺炎、アデノウィルス感染症、溶連菌感染症、消化管感染症としてロタウイルス感染症、ノロウイルス感染症、ポリオ、ボツリヌス感染症、発疹性疾患として麻疹、風疹、水痘、流行性耳下腺炎、突発性発疹、伝染性紅斑、手足口病、ヘルパンギーナ、黄色ブドウ球菌感染症、寄生性疾患としてアタマジラミを紹介しています。
分類 病態生理
[城西大学 薬学部 薬学科 准教授] 渡辺 知恵先生
・病態学シリーズ(消化器系疾患 4)
肝疾患各論として、ウイルス性肝炎、アルコール性肝炎、非アルコール性肝炎、薬物性肝炎について解説しています。A型、B型、C型肝炎を比較しながら、図を用いて、症状や検査・治療をわかりやすく説明しています。
分類 健康管理
[日出調剤薬局] 菊池 幸助先生
・栄養支援への対応
本講義では「栄養が大切な理由」、「栄養スクリーニングとアセスメント」、「薬局で必要な栄養知識各論」の3項目について解説しています。栄養スクリーニングツールの紹介や、食欲低下の原因の考察、PFCバランスを踏まえた栄養投与量の決め方、食事の悩みに対する具体的な指導の例など、普段の業務の中ですぐに活かせるような知識を多く学べる内容となっています。
分類 薬剤師業務
[ファルメディコ株式会社] 狭間 研至先生
・薬局3.0 ①(調剤薬局から離脱せよ)
「患者のための薬局ビジョン」が2015年に公表され、対物から対人へ、門前から地域へと薬剤師に求められる姿は様変わりしてきました。2024年を迎えた今、服薬後フォローアップの充実など薬剤師としての専門性の発揮、更なる薬局機能の変革が求められています。本講義では、導入編としてこれまでの調剤薬局を振り返るとともに、これからの薬局が生き残っていくためにとるべきポジションについて解説しています。