今月の新規配信コンテンツ
分類 副作用
[NPO法人どんぐり未来塾]
佐藤 ユリ先生
・自信がもてる!副作用から考えるハイリスク薬 1(副作用の機序別分類とは)
本講義では、薬剤師が副作用の機序別分類を活用して、ハイリスク薬に対する適切な服薬指導を行う方法を解説しています。特に注意が必要な薬剤群や、服薬指導で重視すべき5項目に加え、副作用の機序別分類(薬理作用、薬物毒性、薬物過敏症)ごとの特徴や確認事項、対策を整理しております。患者さんの服薬状況に応じた副作用の伝え方や、疑われた場合の対応方法を明確にし、日常業務での不安や悩みの解消を目指しています。
・自信がもてる!副作用から考えるハイリスク薬 2(SGLT2阻害薬)
本講義では、ハイリスク薬に分類される糖尿病薬の中から「SGLT2阻害薬」に焦点を当て、副作用の見極めと服薬指導の実践ポイントを解説します。薬理作用に基づく副作用の分類を活用し、低血糖・脱水・感染症・ケトアシドーシスといったリスクを作用機序別に整理しております。患者背景に応じた適切な指導・フォローアップの方法を学ぶことができます。日常業務にすぐに役立つ、実践的な内容となっています。
・自信がもてる!副作用から考えるハイリスク薬 3(ビグアナイド薬)
本講義では、ハイリスク薬に分類される糖尿病薬の中から「ビグアナイド薬」に焦点を当て、副作用の機序別分類と服薬指導のポイントを解説します。特に、メトホルミンによる乳酸アシドーシスという重大な副作用について、起こしやすい状態(腎機能障害、脱水、過度のアルコール摂取など)の解説をしております。また症例を通し、患者さんの状態に応じた具体的な服薬指導(シックデイ対応、水分補給、アルコール制限)と、薬剤師による継続的なフォローアップの重要性を学ぶことができます。日常業務にすぐに役立つ、実践的な内容となっています。
分類 公衆衛生
[山形大学医学部附属病院 /国際医療福祉大学成田病院]
森兼 啓太/佐藤 智明先生
・環境感染講座 1(総論/アウトブレイク調査)
医療関連感染とは、医療機関(在宅医療も含む)において患者が原疾患とは別に罹患した感染症をいいます。日本環境感染学会教育ツール第一回目、前半は、各医療施設における感染対策の目標、施設内の感染対策に関わる組織、医師、薬剤師、看護師などの感染対策における役割について解説しています。後半は、アウトブレイク調査、その制御法について多剤耐性緑膿菌の事例を交えて解説しています。
分類 公衆衛生
[広島大学公衆口腔保健学/広島大学病院感染制御部]
太田 耕司/森 美菜子先生
・環境感染講座 2(標準予防策/感染経路別予防策/針刺しおよび血液・体液曝露防止)
2024年に改定された日本環境感染学会教育ツールのシリーズです。標準予防策とは、感染症の有無に関わらず全ての患者に普遍的に適用される感染予防策であり、感染経路別予防策は、標準予防策以上の予防策が必要となる病原体に感染している患者、あるいはその感染の疑いのある患者が対象となる予防策です。そして、最後に針刺など血液を媒介する病原体の対策について解説しています。
分類 公衆衛生
[山形大学医学部附属病院/山陽小野田市民病院薬剤部]
森兼 啓太/山崎 博史先生
・環境感染講座 3(手指衛生/洗浄・消毒・滅菌)
2024年に改定された日本環境感染学会教育ツールのシリーズです。「擦式アルコール手指消毒薬はアルコールが多く含まれているため、石けんと流水で手洗いする場合と比較し手荒れが起きやすい」「消毒とは病原微生物の感染性をなくすか、菌を減少させることである」。〇か×か?本講義では、手指衛生、洗浄・消毒・滅菌についてエビデンスに基づいて解説しています。
分類 公衆衛生
[東邦大学医療センター大森病院/広島大学病院感染制御部/国際医療福祉大学成田病院]
塚田 真由美/森 美菜子/佐藤 智明先生
・環境感染講座 4(環境整備/リネンの管理/医療廃棄物)
2024年に改定された日本環境感染学会教育ツールのシリーズです。今回の講義では、薬局業務の中でも感染対策として遵守しなければならない環境整備、リネンの管理、医療廃棄物について解説しています。
分類 公衆衛生
[山形大学医学部附属病院 ]
森兼 啓太先生
・環境感染講座 5(手術部位感染予防/医療関連感染サーベイランス)
2024年に改定された日本環境感染学会教育ツールのシリーズです。今回の講義では、手術部位感染予防と医療関連感染サーベイランスについて、日本環境感染学会教育委員長の森兼啓太先生が解説しています。
分類 公衆衛生
[広島大学病院感染制御部/東邦大学医療センター大森病院/東邦大学医学部 微生物・感染症学講座]
森 美菜子/塚田 真由美/原田 壮平先生
・環境感染講座 6(尿道カテーテル関連尿路感染予防/人工呼吸器関連肺炎予防/血管内留置カテーテル関連血流感染予防)
2024年に改定された日本環境感染学会教育ツールのシリーズです。尿道カテーテル、血管内留置カテーテルや人工呼吸器管理による医療処置は、カテーテルやチューブ留置期間が長いほど感染リスクが増加します。本講義では、それぞれの処置による感染経路、リスク因子と起炎菌、感染防止対策について解説しています。
分類 災害医療
[東京大学医学部附属病院薬剤部 薬剤主任]
高山 和郎先生
・災害時医療と感染対策 2
本講義では、災害時の薬剤師が行う感染対策について解説しています。 特に災害時では、避難所における標準予防策・感染経路別予防策の実践、消毒薬の選定と適切な運用、抗菌薬の適正使用など、多職種で構成される感染症チームと連携しながら対応していくことが求められます。本講義を通じて、災害時における感染対策の実践的な知識と薬剤師の専門性を活かした支援の重要性について理解を深められる講義となっています。
おすすめ講座
分類 コミュニケーション技術
[帝京平成大学 薬学部 教授]
井手口 直子先生
・薬局薬剤師のための人材育成シリーズ 3
人材育成シリーズ第3回は、コーチングで用いる8つの基本的なコミュニケーションスキルについて学習します。クローズドクエスチョン、オープンクエスチョン、共感的繰り返し、共感的要約、感情の明確化、矛盾する感情の想起、対決、共感的励ましについて、それぞれの良い例、悪い例についてロールプレイ実写版で解説しています。来局者の服薬指導にも応用できる内容となっています。
分類 健康管理
[東京女子体育大学 体育学部体育学科 教授]
秋山 エリカ先生
・健康・体力つくりのための運動 2(転ばずに歩く)
正しい歩き方について、地面と土ふまず、骨盤と重心移動、頭の揺れを関係づけて解説しています。歩き方改善ための足の指分け、座位での上半身の稼働、タオルを用いた前屈、座った位置での体重移動、末端からの連動運動による体重移動、タオルによる膝の調整等で下半身を柔らかくし頭の揺れをなくすことでつまずきや転倒を防ぐ安定した歩きができることを動画で分かり易く説明しています。監修は医師で千葉大学大学院薬学研究院医薬品情報学講座特任教授の神﨑哲人先生です。
分類 薬学的管理・指導
[一般社団法人 MY wells 地域ケア工房 緩和医療専門医]
神谷 浩平先生
・緩和医療 13(コミュニケーション・怒りや難しい質問への対応)
緩和ケア専門医の神谷先生による緩和ケアシリーズの第13回です。本講義の前半では患者さんと接する場合の基本的なコミュニケーション技術として、コミュニケーションの準備、話を聴くスキル、質問するスキル、応答するスキル、共感するスキルについて詳細に解説しています。後半では心理的苦痛から自分を守ろうとする働きである心的防衛機制の種類と、それぞれへの対応について分かりやすく解説しています。
分類 精神神経科
[慶應義塾大学医学部 精神・神経科学教室]
菊地 俊暁先生
・うつ病の治療について(薬物療法やリワークとは)
多彩な症状を有するうつ病という疾患に画一的な薬剤の使用手順で良いのかという疑問がつきまとう中、Precision Medicineに代表されるようなテーラーメイドの治療というものを考慮していく必要があるといわれています。本講義では、抗うつ薬の効果判定、選択の基準、認知行動療法と薬物療法の併用効果について、そしてうつ病患者の復職に向けたリワークプログラムについて解説しています。
分類 薬剤師業務
[日出調剤薬局]
菊池 幸助先生
・摂食・嚥下障害への対応(薬剤師ができること)
本講義では「摂食・嚥下障害の問題点」、「スクリーニングと対応方法」、「摂食・嚥下障害各論」、「摂食・嚥下障害を阻害する薬剤、改善する薬剤」の4項目について解説しています。服薬困難に関する視点と薬剤性嚥下障害に関する視点、それぞれの視点に沿って、嚥下障害へのアプローチに必要な知識を分かりやすく説明しています。